兵長のお姫様

□出会い
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報告書の提出を済ませ
ある所へ向かった。



コンコン



「ラインお兄ちゃん」

勢いよく開いたドアの向こうにナナがいた。



「リヴァイさん?」


ゆっくり中に入り、ナナにジャケットを差し出す。


「え?」


俯いたまま、暫くすると涙の粒がジャケットに落ちていく。


「すまない」


そう言うとをナナを抱き締めた。



抵抗するでもなく枯れるまで泣いていた。




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