蒼天の光

□蒼天の光:2話
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色々手続きして、寮に案内されて



荷物置きに行ったときにあることに気がつく





「ほな俺達こっちやから〜」



そう言って別れた廉造と坊と子猫丸の背中を見送って自分も女子寮へと歩き出す



『ちょっと待てよ……』




寮は確か4人一部屋



つまり知らん人と一緒に過ごすということ





『……ちょ…アカン………』







案内された部屋に入るとすでに一人部屋にいた





『あ…ども…』



眼鏡をかけた黒髪の人は笑顔を

「こんにちは!貴方もこの部屋なのね。アタシは野口澪!よろしくね」

と言ってきた



『あ……ども!ウチ志摩蒼威です!!よろしゅう』


「じゃあ蒼威って呼ぶね!私の事は澪って呼んでね。」


『あ…うん。えーと…みよ?みお?』


「みお!」


『よろしゅう澪!』




よし……とりあえずルームメイト第一号は大丈夫そうや!!






そう思っていると二人部屋に入ってきた


「こんにちは〜」


「Haloo」


一人は茶髪で巻き毛の小柄な女の子

もう一人は銀髪に蒼い目の女の子

『あ…えと……志摩蒼威ですよろしゅう!!えーと……Nimeni on Aoi Shima!Kiitos!!』


茶髪の方には日本語で、銀髪の方にはフィンランド語で自己紹介


「アタシは牧島悠里です!埼玉から来ました」


「私はエルッカ・ラパライネン。フィンランド語だってよくわかったわねアオイさん」


『あ……いえ、てか日本語!』


「喋れますよ」


『あーよかった。挨拶くらいしかできひん……ウチの事は蒼威でええよ。二人ともよろしゅうな』




よし!これでルームメイトは大丈夫だ…




『問題はクラスやな…』






























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