赤の祓魔師
□赤の祓魔師
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「いくらなんでも早すぎるだろう…」
『どうしたの兄さん?!あれはいったい何なの?!』
兄はアタシの言葉など無視して何かを探している
「あった!!」
それは小さな紙切れでした
兄はその小さな紙切れに自分の血をつけて
「我を汝の主とし今ここに血の契りを交わしたり。出でよ下僕よ、我が力の糧となりん!!」
『?!』
紙切れから巨大な赤い蛇が現れた
【久しぶりよのぉレイオ】
その蛇は兄に向って語りかけていた
「力を貸してくれ!!」
【我が主、レイオの望みなら】
兄と大蛇はともにあのみたことのない化け物と戦い始めた
アタシは何もできずただ見ているだけだった…
ドスッ
鈍い音が響く…