小説
□私の王子様
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「あぁ-、全部かっこいい/////」
Y「おい。何見てんだよ!!!」
「よよよよヨソプ!?」
Y「俺じゃ悪いですか〜??」
「悪くないけど----」
Y「てか、どんだけギグァン見てるの???」
「ななななっ!?/////」
Y「んなに騒がなくても…^^;」
「いや…別に////」
Y「まぁ、頑張れよ。俺にしとけやいいのに-。笑」
「ヨソプはいりませーん!!!!!」
なかなかお話しできないんだよ。
なんて言ったって
イ・ギグァン様だから…
クラスからも学校からも
人気者ので…
なぜかヨソプといつも一緒にいて
仲いいんだよね…。
あぁ-。
話してみたいな…。
G「みなみ??」
「うえぇっ!?ギグァン様!?」
G「様!?」
「あぁぁ、何でもないです!!!////」
G「そんなに距離置かなくても…こっちおいで???」
「あ…失礼します。」
ギグァン様の隣に座る私。
ドキドキドキドキ…
G「あのさ-。」
「はは、はい!!!」
G「同じクラスだよね???」
「え…そうです…けど。」
G「同じ学年だよね???」
「え…はい、」
G「なんで敬語使うの??それに様″ってギグァンとかギグでいいよ?? 俺もみなみって呼ぶしね(^^)」
「あ…うん。でも……」
G「ん??友達だし。関係ない所??」
「うん。(友達ね…友達)」
G「……みなみさぁ、ヨソプが好きなの??」
「ぅん…ってえ!? 違うよ!!!」
G「違うの??」
「もちろん!!!!」
Y「おいおい…そこまではっきり言うなよ。」
「ヨソプ!?」
Y「お前ら二人見てたらイライラする。早く言えや、言いたいことさ-…」
G「……好き。」
「え…好きって?ヨソプを??」
Y「はぁ!?俺は男は無理!!!」
G「違うよ!!!みなみをだよ!!!」
「ぇぇえぇ!?あたし!?」
Y「お前って本人が言ってるんだからおまえだろ-!!!!」
「いや…あ、ぅん。」
G「だから、付き合って。」
そりゃ。
付き合うって言いたい。
でも…
あたしみたいな身分が…
好きなことに年も身分も関係ない。自分と相手の意志だけを信じればいい。 もっと強くなれ″
ヨソプが中学校の時に
あたしに言ってくれた言葉を思い出した。
「はい!!!お願いします!!!!」
Y「……頑張れよ。 幸せになれよ。こいつば泣かせたらいくらお前でも許さねーからな。俺のずっと好きだったやつだから…。」
「ヨソプ…ありがとう。」
こうやってギグと付き合えて
毎日、幸せに生きて…。
「ヨソプ---!!!!」
Y「あぁ!?」
「お昼一緒に食べよ〜!!!!!」
Y「はいはい、ギグァンは???」
「あ…忘れてた。誘ってくる!!!」
Y「屋上な-。」
変わっていない私たちの関係。
幼馴染の二人の中に
どんなものが現れても
やっぱり変わらない関係がある。
この人は
私にとって私だけの特別な人。
私だけの王子様。
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