小説
□近すぎて…わかんねーよ
1ページ/1ページ
俺達って近すぎて…遠いよな。
JH「はよ。」
「はよ。」
毎日、一緒に学校を行ってる
まぁ-。
俗に言う幼馴染。
「今日、一緒に帰れない。」
JH「ふ-ん。わかったよ。」
あの日から変わった…。
俺とお前の関係。
最近、お前はヨソプと
付き合ってるらしく
朝も帰りも一緒に行ってない。
ただ、
その代わりになんか
知らねー女が
俺にまとわりつくようになった。
うん。
うざい。
なにこいつ。
と思ってた日々。
だけど…
俺の部屋のドアが
勢いよく開いた
バンっ!!!!!!!
JH「うえっ!?」
「…っ…っ…。」
泣きつてくるみなみ。
こんなんじゃ…
ヨソプ誤解するよ??
お前はただの
俺の幼馴染だろ??
んな事すんなよ…
また、お前の好きが
戻ってくるだろ-が…。
「ジュニョ……。」
JH「わかったよ。」
俺は知ってる。
お前が今、これから
俺に話すこと。
昔からそうだった…。
大体、思ってた事と
お前が言う事は
合ってたから…。
「…別れた。なにが悪かったんだろう…。」
JH「もう…終わったことだろ??」
「だけど…私は…」
JH「俺が居んじゃん。」
「え…。」
JH「俺がずっと…お前の隣に居んじゃん…。俺がずっと…お前を守るって言ったじゃん…覚えてない??」
「……覚えてる。」
JH「…。」
______俺がずっとお前を守る。
「ジュニョ…私の事好き??」
JH「…好き。ずっと好き。」
「……。」
JH「…もう、ヨソプいいじゃん。俺でいいじゃん。」
いい加減
隣は俺でいいじゃん。
「別れた理由わかった…。ジュニョだ…」
JH「は???」
「なんでも、ジュニョはね…って話してたから…かもしれない。」
JH「…そっか。俺のせいだな…それ。」
「…でもね、もしかしたら最初からジュニョが好きだったかもしれない。」
JH「…。」
「まだ、気づいてないだけだったかもしれない…。 」
俺たちは
近すぎてお互いの存在が
遠くなってたから…。
JH「…今日から俺の女。」
「…知ってる。」
また、前みたいに…。
JH「はよ。」
「はよ-。」
こうやって
ならんで歩けるようになった…。
【back←】
.