小説

□近すぎて…わかんねーよ
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俺達って近すぎて…遠いよな。


JH「はよ。」

「はよ。」


毎日、一緒に学校を行ってる
まぁ-。
俗に言う幼馴染。

「今日、一緒に帰れない。」

JH「ふ-ん。わかったよ。」


あの日から変わった…。
俺とお前の関係。



最近、お前はヨソプと
付き合ってるらしく
朝も帰りも一緒に行ってない。
ただ、
その代わりになんか
知らねー女が
俺にまとわりつくようになった。


うん。
うざい。
なにこいつ。



と思ってた日々。
だけど…



俺の部屋のドアが
勢いよく開いた


バンっ!!!!!!!


JH「うえっ!?」

「…っ…っ…。」



泣きつてくるみなみ。
こんなんじゃ…
ヨソプ誤解するよ??
お前はただの
俺の幼馴染だろ??
んな事すんなよ…
また、お前の好きが
戻ってくるだろ-が…。



「ジュニョ……。」

JH「わかったよ。」


俺は知ってる。
お前が今、これから
俺に話すこと。
昔からそうだった…。
大体、思ってた事と
お前が言う事は
合ってたから…。


「…別れた。なにが悪かったんだろう…。」

JH「もう…終わったことだろ??」

「だけど…私は…」

JH「俺が居んじゃん。」

「え…。」

JH「俺がずっと…お前の隣に居んじゃん…。俺がずっと…お前を守るって言ったじゃん…覚えてない??」

「……覚えてる。」

JH「…。」



______俺がずっとお前を守る。




「ジュニョ…私の事好き??」

JH「…好き。ずっと好き。」

「……。」

JH「…もう、ヨソプいいじゃん。俺でいいじゃん。」


いい加減
隣は俺でいいじゃん。


「別れた理由わかった…。ジュニョだ…」

JH「は???」

「なんでも、ジュニョはね…って話してたから…かもしれない。」

JH「…そっか。俺のせいだな…それ。」

「…でもね、もしかしたら最初からジュニョが好きだったかもしれない。」

JH「…。」

「まだ、気づいてないだけだったかもしれない…。 」



俺たちは
近すぎてお互いの存在が
遠くなってたから…。



JH「…今日から俺の女。」

「…知ってる。」




また、前みたいに…。



JH「はよ。」

「はよ-。」




こうやって
ならんで歩けるようになった…。



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