*pure love
□ビー玉。
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最初は君の存在さえ知らなかった。
同じクラスなのに。
最初はどうでもよかったんだ。
彼氏なんか。
_小学6年生春_
「やった〜みつき〜♪また同じクラスだよ〜!」
「うほほほほ〜いやったね!まい〜」
小学4年生のころから
仲がよかったまいとみつき。
最初はほんっと中悪くて・・・
でもなんかしらないけどまいが
「ドンキホーテいける?」
って急にみつきに言って(笑)
「べつにいいけど。」
2人の友情はここからが始まりなんだ。
話を戻して小学6年生の春(4月1日‐
みつきが話しかけてきた。
「まいどうしたの?」
「え」
まわりのみんなも心配する。
それから私は
2時間目までずーーっと口を開かない。
「まい〜」
みんながこっちにくる。
「どうしたの?話してよ。」
「実は・・・・・・・・」
「ええ?!引越しするの?!」
「せっかく一緒のクラスなのに・・・。」
予想以上にみんなは悲しむ。
私たちは小5のときから
私、みつき、もえ、なつ、まなか、もも
か、ゆっちゃんの7人グループで
毎日楽しく過ごしていた。
夏休みだって
七夕だって
お祭りだって________
大人数でもみんなバラけずに
ずっと仲良しだった。
するとみつきが
「ねえうそでしょ?」
(やばい!やばい!ばれる!!!)
実は今日はエイプリルフール。
「だって今日エイプリルフールだし。」
(あ!あっ!あっ!あああ〜)
回りもぱっと明るくなる。
「やっぱみつきにはかなわないなぁ〜」
そう。みつきは私の考えていることは大体わかる。やっぱりばれた。