BOOK short

□勇気を!
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「ナ…ナツ!」
声がした方を振り向けば早くも顔が赤くなっているグレイを見つけた。
「ん?どした?」
いつもの事だからこれからグレイが言う事は大体想像つく
「その…い、一緒に帰ろ!」
「あぁもちろん!」



今日こそ!


***


…この静かな道はいつも通りでグレイはいつも通りそわそわして…いつも通り俺の右手をチラチラ見てる

「……なつ…」
「ん?」
「!な、なんでもない!」

…はぁ…ったく…手繋ぎたいならいえばいいのに…

手を出そうとするけどすぐに引っ込める

グレイがしたい事は最初から分かってるが俺はちゃんとグレイからして欲しい!と思っているから分かっててもこっちからはしない。

………でもグレイは相変わらずで全然握らない…グレイ…俺、もう、我慢の限界だぜ?

「グレイ!」
「え!?ん!?どした!?」
グイッ!
「ちょ!!ナ!ナツ!?ど、ど、どしたんだよ!!急に!?」

俺はグレイの奥手すぎる奥手ぶりに痺れをきらし、思いっ切り抱きしめた
街中だけど、んなもんどうだっていい!
「おいナツ!め、めっちゃ恥ずい!」
「ったく…あのなぁ!手握りたいなら手握りたいって言え!」
「!な、なんでそれを!?」
「隠してたつもりか!あぁもう!グレイが奥手すぎるから俺はめっちゃ欲求不満なんだぞ!」
「な、な、な、ここ街中だぞ!そんなデカイ声でそんな事いうなよ!///」

まだ言うか!

グイッ

「ふわっ」
「今日グレイ家に帰らせないからな!」
「ぅ…へ?!」
「ずぅぅぅぅと焦らしてた分、たっぷり相手してくれよな!」

「え!?相手って!?ちょ、待てよナツ!?ナツーー!?」


***

次の日

「グレイ?今日はちゃんと出来るよな?」

そういって俺は手を差し延べす

「……ぅ…ん」

やっぱり顔が真っ赤かで、でも頑張って手を握ってくれた

「へへ 大好きだぜ、グレイ」
「…ん…俺も…///」



ん?でもコレ…俺から手差し延べたから結局はグレイからの手繋ぎじゃない気が……
まぁまた次回やって貰えればいいか♪出来なかったらお仕置きでもまたすればいいし♪



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初小説!
すみません!こんなので(*_*)

私の悩内ではグレイは頑張り屋のツンデレなんです!

お持ち帰りの後どうなったかとか書こうかな?と思ったんですが初じめてでそれはまだ難しいかなと思って省略しましたf^_^;

初小説なので見逃してください!
ご覧ありがとうございましたo(^-^)o


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