BOOK short

□二人で
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ここは人通りが多くて道が狭いため凄く押される感じになる
それでも頑張ってロキの後ろに着いていくと
「ホラ、見て!」
「あ!」
そこにはナツの姿があった
「ナツはね、いつもここでバイトしてて、遅刻しちゃいけないから早く帰ってたんだよ」
「なんでバイトなんて…」
「まだ分からないのかい?はぁ…じゃぁもう少しヒント!明日は何の日だ!?」





「…俺の…誕生…日?」
「もう分かったね?ナツがお金を稼いでる理ゆ…」
ダッ!
俺はロキが話し終わる前にナツのもとに走りだした。

「ナツ!!」
「グレイ!?ちょ、店長!ちょっとすみません
グレイ…どうしてここに!?」

「…ロキから聞いた…お前…俺の為に…俺…そのこと分からなくて…ナツに…酷い事言っちまった…ごめん…ナツ…」

俺は泣くのを我慢しながら言った
「大丈夫だぜグレイ…こんなんサプライズってつもりで俺がかってに隠れてやってたことだし…サプライズにアクシデントはつきものだし^^ な!?」

「ぅ…ごめんナツ…」

「気にすんなって!グレイ…もう少しでバイト終わるからもう少し待っててくれ…」
「うん///」

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ナツのバイトが終わったらしくナツがこっちに走ってくる

「グレイ!ほいコレ!本当は明日渡すつもりだったけど…バレたから仕方ない…!気にいるか分かんねぇけどネックレス!」

そこには可愛らしいそれでいて格好いいネックレスがあった

「ありがとう///」
「ヘヘ!ほら。付けてやる!」

ナツは俺の後ろに周り、ネックレスを付けてくれた
「グレイ…めっちゃ似合ってるぜ^^」
多分、いや絶対今の俺の顔は真っ赤だと思う。

ナツは満面の笑顔で
「帰ろーぜ」と言ってくれた

久しぶりに二人で、ナツがくれたネックレスを付けて一緒に帰った。

前と同じように
二人で



***

アレ?ロキは?(笑)

思ったより話しが長くなってしまった!
しかも途中でロキ消えたぞ?←

多分空気を読んで帰ったんでしょう!

シリアス→甘々 にしてみたんですが、あまりシリアスではなかったですね(>_<)

ではまた!

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