Novel2
□『A beloved person』
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今日は交換日記100回記念を何も知らん景ちゃんと祝おうと手作りケーキを作って景ちゃん家にむかっとったんやけどなせが立海メンバーに捕まって喫茶店で一緒にお茶しとる
「おごりだから気にせず飲んでいいよ?」
向かいの席には幸村がいてニコニコしている
「おおきに…そろそろ解放してくれへんやろか?」
「だめだよまだ…せっかくおもしろいことが君がいったら台なしだからね」
「…?」
「少ししたらみんなで一緒にいこうね忍足君」
幸村の微笑みに忍足を含む立海メンバーもぞっとしたのはいうまでもない
一方 跡部邸
朝食をすませ 優雅に部屋で読者をしていたがメイドが忍足がきたことを伝えると入れ代わりにきた忍足をみてうれしそうにした
「昼ぐらいにしか起きないと思ったのに早いな」
「休みやし景ちゃんと一緒にいっぱいおろうと思ったんや」
「おまえにしてはめずらしいな…そんなとこにつったってないではやく座れよ」
椅子をすすめられると頷き嬉しそうに座った
―たいしたことないのぉ 帝王とか呼ばれとる氷帝の部長も―
忍足に変装してあいにきた仁王は内心おかしそうに笑った