Novel2

□A lie and true interval
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好き?愛してる?
幾度その言葉を聞いただろうか…
信じ愛そうとしても裏切られ一人だけ残される繰り返し
だからもう愛して傷つかないように仮面を被り相手を騙し自分さえ偽って生きていくと決めた…




「雅治くん もう少しこっちを向いて〜」

カシャッ カシャッ シャッターをきる音と指示が飛び交い写真がとられていく

「はい あと1枚…………はい お疲れ様〜」

写真撮影が終わるとスタッフと会話を交わし帰ろうとしたが手を掴まれ引き戻された

「何帰ろうとしてんだよ…仁王」

「帰ったらわるいんかの?」

「今日家にくるんじゃなかったのか?」

「めんどくさいぜよ」

「そういっても最後はくるんだろ?」

「わかってるならはよ連れてきんしゃい」

跡部に妖艶な笑みをみせ頬をなでると口の端を吊り上げ笑み車に乗せられた
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