main2
□2:初めて
1ページ/3ページ
ああ〜。今日から高校か。
重い気持ちがいっぱいだ。
俺の視界には、真新しい制服に身を包み、道を行き交う人々。
グ「あ"ぁ〜。」
やっぱり足取りも重く、校門をくぐった。
女子「あッ!あれ、グレイくんじゃない?」
女子「ヤバー!かっこいい〜ッ」
―キャアキャア
え"・・・。マジかよ。
俺はあまり目立たずに登場したつもりだった。
女子「あッ!あの、クラス一緒だからッ!宜しくッッ!」///
グ「あ、あぁ・・・。」
―キャアアアア!!
あぁ・・・。五月蝿ぇ。
クラス発表をみる気も失せ、扉に向かって歩く。
―ギィィ
鈍い音を奏でた扉。古すぎだろ。
―タンタン
階段を上っていく。途中で思った。
(ヤベ、俺なん組だ?!)
すっかり見るのを忘れていた。
next→
.