神の使徒
□第五章
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マネージャー達は部屋へ入ると定番のガールズトークを始めた
「なぁなぁ夏美!やっぱり劉夜の事好きなんか?」
「なっ!何よいきなり!」
「動揺してるのバレバレだぜ」
「で、どうなんや!?」
「どうして劉夜の事を好きになるんですの!?」
「だって劉夜を呼び止める時とか見る目とか恋してる目やん!」
「な………」
「青春です夏美先輩!」
「ここはやっぱり同じ屋根の下の今!
劉夜にアタックをしかけるべきや!」
「ええぇえっ!?」
「劉夜に夜這いしてこい!」
ガンッ
「いっ!」
「何を考えてるんだ!」
搭子がリカを殴った。
「もしかしたら劉夜はウチ達と一緒に
ついて来ないかもいれないんやで!?
また離れ離れになったらどないすん!?」
「わ、私は別に劉夜の事を…!」
「そんな嘘すぐ見抜けるわ!」
「確かに劉夜君はついて来ないのかもしれないわ」
「もし離れてしまったら会えないかもしれないです!」
「………………」
「思いたったらさっさと始めるで!」