神の使徒
□第四章
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「皆様それぞれお一人様ずつの寝室にと考えましたが
それでは落ち着かないと思いますので
各部屋数人に分かれて貰っても宜しいでしょうか?
吉良様とドライバーの方は各一人部屋となります。」
「それで構わないわ。わざわざお気遣いありがとう。」
「これは旦那様が御決めになられた事でございますので
御礼なら旦那様に致してください。
ではこちらから順に男性の方々数部屋、
ドライバーの方、吉良様、女性の部屋となります。
それぞれ御用意ができましたら応接室で
旦那様がお待ちになられておりますので御案内致します。」
「わかりました。
じゃあ皆、各部屋へ荷物を置いて準備をしてきて頂戴。」
《はい!》
皆は部屋へ入っていった。
「うわああああでけえええ!!」
「煩いぞ円堂。」
「まぁ叫びたくなるのもわからなくはないがな。」
「これだけ豪華だとな……」
「全くだ。」
「早く用意して行こう。待たせては悪い。」
「あぁ。」