神の使徒
□第六章
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朝になり夏美は目を覚ました。
「ん………」
『おはよう夏美嬢。』
劉夜は既に着替えていた。
『俺は用があるから夏美嬢は部屋に帰って用意してきな。』
そういうと劉夜は部屋を出た。
「……好きじゃないから………何もしないの……?」
「お早うございます旦那様。」
『あぁ、おはよう。ちょっと雷に繋いでくれないか。』
「畏まりました。」
メイドは電話を取り繋いだ。
「旦那様どうぞ。」
『ありがとう。』
劉夜は電話を取ると話始めた。
『もしもし雷か』
【どうしたの劉夜。】
『話は聞いてわかってると思うが……今客人が来ていてな。
一之瀬達もいる。レイチェルに会いたいんだと。』
【そう……何時行けばいいかしら?】
『お前に任せるよ。』
【なら用意が出来次第行くわ。】
『OK.それじゃあまた後で。』
【えぇ。】
劉夜は電話を切った。
『皆は?』
「まだ起床されてないかと。」
『今日は雷が来る。起こして来てくれ。』
「畏まりました。」