神の使徒
□第一章
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「瞳子監督!今度は誰をスカウトしに行くんですか?」
「今度は“神の使徒”と呼ばれる人よ」
「神の使徒?」
「えぇ。」
「どんな人なんですか?」
「絶対に必要な人材よ。」
「神の……使徒………」
「劉夜!」
『?』
神田劉夜、
藍色の髪に少しツリ目の青い瞳。
細身で長身で容姿は誰からみても美形。
ピアスを開けていて紫色のピアスに
右手の薬指にはシルバーリングが嵌められていた。
『どうした隼人。』
「実は劉夜に会いたいっていう人がいてよ……」
『俺に?』
「あぁ。なんでも今、日本中を回って
有能な奴をスカウトしてるらしい」
『何のスカウトだ?』
「取り合えずついて来いよ。」
劉夜は隼人に連れられ校長室へと向かった。