独りぼっちの暗殺者
□第三章
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名前は朝御飯を作るため材料を出した。
「何してる。」
小十郎がキッチンへ来た。
『まだ食べてないのよ。』
「…………卵がこんなにあるのか?」
小十郎は驚いていた。
『貴方達は卵は貴重だったわね。』
二人の会話を聞きつけ皆が来た。
「なんと!こんなに卵が!」
「白米まで………」
「名前ちゃん実はどこかのお姫様だったりするのかい?」
『…………そんなわけないでしょう。』
「今の間は何?」
佐助が間いれずに聞いた。
『……私はそこらの人間とは違うのよ。』
「違う?」
『もう少ししたらわかるわよ。』
名前は料理を始めた。
「卵………」
ふと、幸村の呟きが聞こえた。
「旦那。」
「うう……」
『食べる?』
「良いのでござるか!」
「旦那何言ってんの!?」
『貴方達を殺しても私に得なんて無いわよ。』
「…………」
『貴方達さっさと着替えて。』
名前は五人をキッチンから追い出した。