神の使徒
□第六章
4ページ/5ページ
「エイリア学園ねぇ……」
『どうする?』
「どうするも何も……」
『一之瀬、出てこいよ』
劉夜達は一之瀬がいる事に気がついた。
「レイチェルなのか…?」
劉夜は口角を上げて怪しげに笑った
『そっちは女だぜ。』
「久しぶりね。和也。」
「レイチェルっ!」
一之瀬は雷に抱き着いた。
「いきなりスキンシップが凄すぎるわよ」
『まぁ許してやれよ』
「ふふっ」
「どうしていきなり……」
「劉夜に呼ばれたのよ」
『エイリア学園についてどうしようかってな。』
「エイリア学園について?」
『あぁ。』
「私達と関係があるかどうかってね。」
「なるほど……
それと、劉夜と雷はどういう関係になっているんだ?」
「私達?」
「二人共同じ指輪だし……」
『俺達はフィアンセだ。』
「やっぱり婚約者なのか」