桜結び
□不憫
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「みんな式お疲れ!いや〜長くて先生危なかったよ」
おいおいおい、待てや
お前仮にも教師。
アイス持ち込んでても
一応教師だからな？
『ちょっと今度先生から話を短くしろよバカヤローって言っといて』
「言えよコノヤロー」
「ﾊﾞｰｶﾊﾞｰｶ」
「・・・・・・・・・・・・・」
「こら！お前らカイト先生に当たんなよ!!」
「そうだぞ、お前らの気持ちは存分にわかるがな
やるなら誰かを通すんじゃあ甘い
自ら行くんだおめーら!!!
おら、俺に着いてこい!!!!!!」
「「『一生着いてくぜ兄貴ぃいい!!!』」」
「おいこらやめろクオ」
「分かるだろブラザーこの気持ち!」
「わかんねぇよ」
「………で、話していいかな？」
『あっ、はいサーセン』
謝る気ねぇなモカ
「えーっと？まずは面d………ｹﾞﾌﾝ」
「(なぁ…)」
「(……なんだいネルよ)」
「(今、面倒って言わなかったかあいつ)」
「(やっぱり？あたしにもそう聴こえた)」
ｼﾗｰｰｰｰ…………
クラスにこんな雰囲気が
あっていいのか
しかも作った人担任だぜ？
「……そう！お互い!!お互いを知るために!!自己紹介しようか!!!」
『バカイト先生？もう遅い』
「なっバカイト…!?」
「バカイトwwwwwww」
「ナイスネーミングwwwwww」
「GJwwwwwwww」
「おいお前らさっきから先生不憫だろ!!？」
「何も間違ってないよあたしたち」
『本当のことを言っただけだろう!？』
「それが失礼なんだ!!!」
「バカイト……ふふバカイトか………………」
「あーもう先生がぁあああああ!!!」
このクラス、本当に大丈夫なんか？