〜住の江の篇〜
□真贋
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新八「弥生さん!その事なら心配しないで下さい!!」
弥生「えっ?」
振り向けば新八の姿。
居なかったことにも気づかなかった。
新八「もうすぐです!」
新八がそういったあと、ドカンと大きな音がした。
戦艦の中の天窓には明るい光が曇る中で光っている。
弥生「花火…?」
銀時「かぶき町一番の花火師に爆弾をド派手な花火に作り替えて貰ったんだよ」
神威「な…っ」
花火は焦る神威を嘲笑うかのようにあがり続ける。
神楽「神威!コレでお前の作戦はカスに終わったネ!」
弥生「かぶき町を甘く見るからこうなるんだ。貴様にとっては小さなボロ街でも、ここは我らの城。…決して窮屈ではない城、だがな」
弥生は鼻で笑う。