〜風そよぐ篇〜

□真髄
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全ての事は
ひょんな事件からだった――。



神楽「誰じゃぁぁ!!マイ酢昆布を取ったのはァァァ!!??」

銀時「ったく…朝からうるせェよ…」

神楽「銀ちゃんかネ!?銀ちゃんアルかネ!?」

銀時「ハァ!?」

神楽「ちゃんと冷蔵庫に入れてあったアル!!銀ちゃんだったとは…見損なったアル!!人の酢昆布取るたぁ腐った卵より気持ち悪いネ!!」

新八「神楽ちゃん!?それって多分相当だよ!?かなりの領域超えちゃってるよ!?つーかなんで酢昆布冷蔵庫に入れてんの!?」


銀時はハァと溜め息を吐く。

しかし神楽のはらわたは煮えくり返っており、なかなか収まらない。


神楽「じゃあ新八アルか!?」

新八「なんでそーなるの!?違いますよ!」

銀時「どうせ食べたの忘れてたって落ちだろ?」


銀時は呆れている。

毎度のことだと思っているのだ。





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