〜住の江の篇〜
□誘掖
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そして4人は…――
――――――
銀時「妙に静かだな…」
新八「そうですね…」
神楽「でもアイツが私たちの侵入に気づいてないとは考え難いアル」
弥生「何にしても、油断は禁物だ」
弥生の言葉に3人は頷くとそれぞれに構えながら道を歩く。
すると鉄の扉が4人の前に立ちはだかる。
弥生が頷くのを合図に、銀時は扉を開けた。
――ギィ、と軋んだ音が聞こえたと確認する前に、カチャっと銀時の額に冷たい感覚が走る。
阿伏兎「歓迎するぜ、桐生の姫君と…どこぞの廃人さんたちよ」
阿伏兎は銀時の額に銃口を向けながらニヤリと笑った。