〜住の江の篇〜
□盈虚
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銀時「…ということらしい」
新八「そんな…」
神楽「…」
銀時は弥生から聞いたすべてのことを話した。
神威が弥生を襲ったこと。
弥生は争いを避ける為、手を出さなかったこと。
新八「神楽ちゃん…」
神楽「どうして……どうしてアルか!?なんでアイツが…弥生を襲ったネ!?理由は!?」
銀時「神楽、落ち着け!」
神楽「…」
銀時「俺にも…よくわかんねぇんだよ…」
銀時はソファにもたれかかる。
銀時「どうして弥生は襲われたのか…。弥生が一体…何を考えてるのか…」
外は晴れ渡っていた。
しかし万事屋は湿気った空気が充満し、銀時は切なげな目をしながらうなだれて、ため息をついた。