〜風そよぐ篇〜
□刹那
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銀時は起き上った弥生の横に腰を下ろす。
銀時「・・・んで?おめぇはこれからどうすんだよ?」
弥生「どうする、か・・・。どうしような・・・」
銀時「どうしような、じゃねぇよ。他人事みたいに言ってんじゃねぇ」
弥生「ふっ・・・貴様は我にどうしてほしい?」
弥生は深く笑う。
銀時「っ・・・てめぇ・・・」
弥生「ふっ・・・言わぬのか?・・・いや、言えぬのか」
銀時「よっ・・・万事屋で働かねぇか・・・!?」
弥生「ふっ・・・まあ、働いてやってもいいが・・・なぜ、そのようなことを我に言うのだ?」
銀時「・・・っ・・・弥生・・・!!」
みるみる内に銀時の顔が赤くなっていく。