青エク

□続 家族になりたいのです。
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※これは今日結婚します。獅朗ver
「家族になりたいのです。」の獅朗目線です。
本編をぜひご覧になってから見ていただけたらいいかと思います。

ではどうぞ!



↓↓↓↓



出会った時にはまさか嫁さんになるとは思わなかった。


アイツは俺から見たらガキだったし…まるで眼中になかった。


でも優しくて小さな事でも幸せそうに笑うアイツを見てるとこっちも笑えちまって…気がつけば年甲斐もなく好きになっていた。




付き合うようになっても周りのやつらにはロリコンだ!犯罪だ!とからかわれたが

それでもアイツは幸せそうに笑って俺の隣にいてくれた。


結婚式当日も幸せだったが若くいろんな選択肢を持つアイツに無理をしてほしくはなくて…燐と雪男の事は…それだけは伝えておきたかった。


でも


アイツは燐と雪男の母さんになりたいと言った。


いや…違うな。コイツはすごい奴だからな


なりたいじゃない。


式の後に燐と雪男と話すアイツはすでにもう…


母親の目をしていた。



燐と雪男だって今まで感じたことねぇ母性というもんに戸惑ってるが…


幸せそうに笑っている。


ずっと思い描いてた幸せというものをいとも簡単にアイツは叶えていく。


すべてがあの小さな肩にかかってくるだろうに…


それさえも幸せだと言わんばかりにアイツは笑うから


「獅朗〜燐が反抗するんだけど〜」


「チクんなよ!」


「兄さんが悪いんだろ?」

思い描いてた風景だった。


守りたいと強く願った。



幸せそうに笑うアイツを素直じゃないが優しい燐を他人を思いやりすぎて自分を犠牲にする雪男を



総ての力を使って



守り抜くと誓った。





20111002

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