青エク

□そして貴方はパパになる 続編
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「おじいちゃん〜見ててくれた??」




お遊戯会の興奮が忘れられないのか…ぴょんぴょんと跳ね回る志摩家のアイドルにみんなはデレデレしている。





「見てたよ〜可愛かったで」





「俺が教えたドレミの歌の高音が特によかったで」





「抜け駆けすんな。金造」





少し離れた所からその様子を見て苦笑いする。





「どうしたん?元気ないやん」





何故か今度は私の写真を撮っている廉造。






「あの子にもし彼氏でも出来たら大変だなって」





「それは寂しいけど…僕は平気やで僕には可愛い奥さんがそばにいるから寂しないわ」




「な…っ何よ急に…っ」





「本当のことやん♪」





びっくりした〜




でも安心した少しあの子に嫉妬してたし…ね。




「仕方ないからパパのそばにいてあげるよ」





嬉しくなってニッコリと笑ってやった。





「〜〜〜!?!?可愛いすぎや〜」





ぎゃっと抱きついてくる廉造




「ぎゃ〜〜っ抱きつかないでよ」





バカみたいに親バカなパパになっちゃったけど。




「ママ〜。見てみて!ママにこれ作ったの〜」




折り紙で作ったお花を持って笑う可愛い娘。




「あ〜。ママ鼻血だ!」






人の事言えない



折り紙をもらっただけで嬉しさから鼻血を出すなんて…







私も立派な親バカだ。








20110904
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