青エク

□かくれんぼ 続編
1ページ/1ページ

※これはかくれんぼ(青エク・志摩)の続きとなっています。本編をお読みになってからの方がわかりやすいかも??です。










つき合ってからの志摩廉造はとてもマメだった。


けど

あのエロバカ男にはたまにイライラしてる。

「しえみさんの胸ええな〜。」
しえみさんを見かけてうっとりとみつめる廉造。



たしかにしえみさんの胸はもにゅもにゅですごいけど…

「私がいるの忘れてない??」


思わずギロリとにらんでやった。

「い…いや〜すいませんね〜男の子ですから〜」

ハハハッと笑う廉造。

「すみませんね。男の子に好まれない体型で」


胸はぺったんこだしお尻もぺったんこ

幼児体型気にしてるのに…。


「なに言うてんの〜」


「ぎゃっ!!」

急にぎゅっと抱き締められる

「そのままで充分やで?おっぱいは必要ないねん」


「お…っ!?」

こんな人通りが多い廊下でおっぱいだと!?

「変態!!」

「何回目やろそのセリフ〜今となっては快感やわ」

幸悦な表情の廉造に寒気がする。

「変態!!バカなんだから!!」


「そんな変態好きなんて自分も大概なんとちゃいます?」


「なっ!?」


ムカついて抱き締められた腕を振りほどこうとした。
「逃げんといて。」

「…っ」

耳元で囁かれて思わず動きが止まってしまった。


「ずっと一生好きやから。他の女の子なんて見いひん。だから逃げんといて」


バカだ…。私も

抱き締められた体に腕を回した。

もう逃げられないみたい。

バカで

エロくて女の子好き

で最低だけど



もう捕まってしまったから。







オマケ


「僕ね」

「え?」

「ほんまに他の女の子なんて好きにならへんよ?」

「うれしい…」

とても爽やかに笑う廉造

「僕、実はロリコンやねん。だから安心してな☆」






やっぱり逃げようかしら。

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ