青エク
□⑨続 季節外れの雪 前編
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※これはメフィストもしもシリーズの「季節外れの雪」の娘目線ですので是非とも本編をお読みになってからご覧下さい！
ではどうぞ！
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落ち込むパパに私がかけた言葉は正しかったのだろうか…
私はゆっくりとベランダでお茶を飲みながら考えていた。
きっと正しくはなかったと…思う。
私が本当に言うべき事は彼女がママの生まれ変わりであるという事だったんじゃないかな？
そしたら…何もかもがうまくいく。
でも…それは出来なかった。
きっとパパが…ママに気が付かないのには理由があるはずだから…
ゆっくりと口にはこんだミルクティー
冷めていて…あまり…美味しくはなかった。
そもそも一人で飲んでも…美味しくなんてない…。
でも…今は一人で待つしかない…。
パパは何かを決意して
それを成し遂げようとしている。
ママはきっとパパに再び出逢うためにきっと生まれ変わって来た。
それは奇跡で私だって嬉しい…。
大好きだったママが帰ってきてくれた事すごくうれしい…
でも強い何かに惹かれ合う二人を見ていると嬉しいはずなのに途方にくれる時がある。
パパはママを愛する為に生まれてきて…
ママはパパに愛される為に生まれてきた…
だったら何で私は生まれて来たんだろう…
私には何が出来るのかな？
二人が愛し合ったとして…じゃあ私は…どうしたらいいの？