青エク
□E続 嘘つきの国
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※これは嘘つきの国のメフィストverです!
是非とも本編をお読みになってからご覧下さいませ♪
ではどうぞ!!
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会わないと決めたのに…
彼女を見ると心がざわついた。
私に話しかけてきた彼女を無視して踏みにじった時点で私には後悔する権利などないはずなのに…
彼女の悲し気な瞳が忘れられなくなった。
だから彼女が私の家の前にいるのを見た時…
気持ちに答えられない罪悪感の中で
確かに私は歓喜していた。
この感情がなんなのかわからない。
彼女の何に一体そこまで心揺さぶられるのか…
わからない。
答えなど見えない。
しかし彼女の泣くのは見たくない。
それは真実だった。
暗闇の中で泣く彼女がまるでひとりぼっちに見えた。
私と同じに見えた。
気がつけば貴女に手を伸ばしてしまっていた。
気持ちに答える事は出来ない。