D.Gray-man
□再会そして別れ
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『再会』
僕はあの時ノアに助けられなかったらあのままアポクリフォスに融合されてただろう
その点は感謝してる
僕を庇ってロードは消えてしまった
アポクリフォスのイノセンスは僕達の使うイノセンスとは少し違うらしい教団を抜けてやることがある
やることがあるから僕は裏切り者扱いになる覚悟で教団を抜けたんだ
リナリー、君は僕を止めようとしてくれた。でもごめんやることがあるんだ
十四番目をなんとかするそれが今回僕が教団を抜けた理由だ
ってもノアの手掛かり何一つ掴めない僕は今マナに叩き込まれた
芸を見せて生活している
これはこれで教団にいたらできなかったから結構楽しみながらやってる
そして教団を抜けて半年ぐらいたった時だった
僕はいつものように芸をみせて宿に戻ろうと思ってた時だったんだ
まさかこんな形で会うとは思わなかった
リ:『アレンくん……?』
そう、あの時全力で僕を止めようとしてくれたリナリーだった。
ア:『リナリー、どうしてここが……?』
それはそうだ方舟でこっちまで来てたアレン
そう簡単に見つかるはずがなかった
ましてや半年で見つけるはずがないと思ってた
リ:『皆で必死に探したの神田、ラビ、クロウリーに皆で探してたの、アレンくん、ホームに戻ろう…?』
リナリーの声はまるで震えてた
まるで答えをしってるかのように僕だって帰りたかったホームに帰ってジェリーさんの料理をたくさん食べて、神田と喧嘩してラビをいじったりそうゆう日常に戻りたかったけど戻るわけにはいかなかったんだ僕はだから
ア:『そうはいかないんだリナリー、僕は歩きつづけるそうマナに誓っただから今は戻れない。たとえ進む道は違っても僕はエクソシストだそれは変わらないからそう言ったよねリナリー』
リナリーは頷くだけだった
前みたいに止めようともしなかった
ア:『だから…』
リ:『なんで!?
なんでアレンくんはいつも自分一人で背負い込んで皆と解決しようとしないの!?ねぇ、なんでアレン……くん…』
リナリーは泣き崩れてしまった
僕はただ見てるしかできなかった
抱きしめてやることも手を差し延べることも彼女を支えることもできない自分に泣きそうだった
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