小さき雪

□−プロローグ−
1ページ/1ページ

−私はいつまで人を傷つけなければいけないのだろう


−私はいつまでこの狭い空間にいなければいけないのだろう


−私はいつになればアノ人に会えるのだろう



私はもう疲れた…忘れさせて…苦しいことも悲しいことも…

アノ人に会いたい…会いたいよ…
















「…会いたいよ…」



寒空の下、少女は手を空えと伸ばした。
 

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ