おれのもの

□いーち
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俺は今自ら生徒会に近づいている。嫌いで嫌いで仕方なかった奴らに近づいて―――復讐するために。




今から3日前クラス委員長の笹木京が俺の復讐に手を貸してくれると言った。


未だに何故手を貸してくれるのかは分からないが、京は頭も良いし、顔も広いし、何も困ることはない。




京が言う復讐作戦とは、河井のとりまき、もとい生徒会や後藤達のことを俺に惚れさせて、河井を一人にすることらしい。



そもそも、俺に惚れるってとこから間違ってる気もするが……。



京曰く`カンナが可愛く泣けば大丈夫なんじゃないか?'と、まあ何とも適当な考えで。



でも、俺が一人じゃないのは分かったし、河井達に復讐したいのもあるから、俺は京の言う復讐作戦の言う通りにすることにした。







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