ぷよぷよ小説
□壊れたおとこのこ
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ひどいね
と
誰かがそう言った
ひどい?
ひどいのは僕じゃない
と
心の中で僕はそう言った
嘘つきだ、君はひどい奴だ
どうして僕を裏切ったの?
どうしてあの男のところへと行ったの?
誰かを傷つけてついた血で赤いのか、それとももともとなのか
僕の赤い左手からは赤い滴がポタポタと滴り落ちる
君はひどいと言って泣き喚く
だから僕はひどくないって
ひどいのは君だ
だから喚かないで耳障り
なんならその耳、この手で削ぎ落とそうか
刃物なんていらない
この左手だけで簡単に君の身体を傷つけることができるんだ
だからさ
もう少し利口になってよ?
・・・って言ってももう聞こえてないか
後書き
こんなのばっか書いてる病人ヒトこでございます。
シグを狂わせるのがマイブームみたいな←
ならばもっと健全なものを書くのをマイブームにしろ