ぷよぷよ小説

□黒シグくん 1
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「ねぇ青い君〜」

「ん〜なんだ」

同じ顔、全くもって瓜二つ。
違うといえば両者の色ぐらいであろう。

片方は青、もう片方は黒。

どちらも同じシグである。



その黒い方が青い方へ抱き着く。

「僕のこと好き?」

「きらい」

「青い君は素直で可愛いね」
よしよしと青い方を撫でる。
撫でられているシグは訳が分からないといった様子。

「うーなんで撫でるー」

「なんでって?
僕も君が嫌いだからだよ。
だから両思いだねって意味で撫でてるの」

答えになってないと突っ込もうか考えていたが後方から声をかけられたため、やめた。

「何をしている」

「あっへんなクルーク」

「やぁ、僕の嫌いな赤い君」

「変な呼び方をするな!!」
二人に変な呼び方されてキレる彼はあやしいクルークである。




「二人で何をしているのだ!!
特に黒いお前、シグを撫で撫でするな!!」

「変なの、撫で撫でぐらいしていいじゃない」

「うー撫でるなー」

「ほら、嫌がってるじゃないか」

「イジメてるからね(笑)」

「今すぐシグから離れろー!!」

あやクルがどん、と二人の間に割って入る。

「大丈夫か、シグ?」

「うん、ありがとう。
へんなメガネ」

「呼び方をころっころと変えるな」




「いてて・・・何するのさ、赤い君。
やっぱり僕は君のこと嫌いだ」

「嫌いで結構だ、失せろ」

「そうはいかないよ、僕は君に仕返しをしないと気が済まないからね」

「性悪め・・・」

「君の醜態さらしてみようか」

「絶対、さらさん!!」



つづく?












あとがき

次回、ドS黒シグ君があやクルにあんなことやこんなことを・・・←

気が向いたら書きます。

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