講師はつらいよ(笑)
□happy bad? day←
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そのころ
「なんで僕らが、シュラさんの見張りなんですか?」
「……飾りつけのセンスが悪いからじゃないのか。」
「そういう問題だったんだ……」
雪男とネイガウスは、シュラの寝室の前に立っていた。
「霧隠は徘徊癖があるという噂がながれている。」
「はぁ〜。なるほど……。」
「にゃにゃにゃ〜…Zz……」
「よく寝てますね。」
「…………あぁ。」
「………………」
「………………」
しばらく沈黙が続く。
「(なんでよりによって、奥村雪男と……)」
「(ネイガウス先生…最近苦手になちゃったんだよな………)」
「「(霧隠!/シュラさん!早く起きて、この時間を終わらせてくれ/ださい!!!)」」
「にゃっ、……トイレ行きたくなった……」
「「(えぇ〜本当に起きたっ!!!)」」
シュラは、起きあがり襖へ向かう。
「まずいですよ!!ネイガウス先生。」
「…隠れるか。」
「でも、どこに……」
まわりを見渡すが、隠れられる物陰はない。
サッ
「こんなところでなにやってんだ?お前ら〜」
ギクッ
急に襖が開かれ2人の額には汗が流れる。
「なっなんでもないです!!!」
「??」
2人はすぐに職員室へ戻っていった。