ホンマに好きやねん
□05 坊の相談教室
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ホンマ、イライラするわ………
今、俺の部屋には志摩がおる。
で、俺の前におる。
志摩は相談してきた。
内容はこうや。
「陽菜が最近、おかしいんです……なんちゅうか…こう………」
「まぁ、アイツは変わったなぁ。お前なんかしたんか？」
「したっちゅうか………まぁ……ある意味………」
「なにしたんや!!」
「いやぁ………キスしたのと、祭りに一緒に行きました」
「それで、杉田は様子おかしかったんか…」
それで、俺にどないしろ言うんや………
俺が悩んでると、志摩があっと何か気付いた。
「どないしたんや」
「あ〜……俺、陽菜を抱きしめてしまいましたわ……」
「なにをしとんのや!!」
「いや…あれは勢いゆうか」
「勢いでなんでもすな!!アホかお前!!」
バコンっと一発頭を叩いてやった。
「いったぁ〜……なにしはるんですかぁ。しゃあないやないですか、暗い場所やったし」
ほんま、イライラするわぁ〜………
「お前は杉田が好きなんか、遊んどるんかはっきりせえや」
「好きやなかったら、そないな事しませんよ!」
「そうか、杉田に言うとくわ」
「なにをですか!?」
「お前が杉田を好いとるゆうことや」
「そんなん、告白やないですか!!もっと気まずなりますよ!!」
あーもう……
告ればええやん。
ホンマ、こいつら見てたらイライラすんねん。
はよくっつけや!!