Short story

□See you again
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「この店のものとか
 先輩に似合うんじゃない?」



梓が指差したのはロック調の
女性向けの店。


確かにその店の服やアクセサリーをみて
似合いそうな人物を頭に浮かべると
司が一番最初にでてきた。


「何かプレゼントしてみたら?」
「ぬ?プレゼント?
 この間もあげたぞ?」
「どーせ翼の作った発明品だろ? 
 で、爆発させて先輩に
 怒られたんじゃないの?」
「うぬぬ…」

確かに今まで司にあげたものは
俺の作った発明品だけだったな…
しかも毎度爆発して
司に不具合だったところを
一緒にさがしてもらってる。

プレゼントか…
お店で買うなんて
あんまり考えたことなかったな。


「どういうのがいいんだ?」
「それは自分で考えなよ」


だよな。
なにをプレゼントしたら喜んでくれるかな。


服?ストラップ?アクセサリー?




…ん?

アクセサリー?



いいかもしれない。
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