桜 雷
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ま「晋助様ァ!!
すみませんッス!!」
また子は
これでもかというほどに
頭を地面につけて謝った
高「来島ァ」
急に高杉に呼ばれて
はいッ!!と勢いよく
顔をあげると
普段より
少し柔らかい表情で
高「あいつとまた戦えた…
俺ァ満足だ」
そう言って
笑みを浮かべた
−−−−−−−−−−−−−
桂「すまなかったな
エリザベス」
(怪我はありませんか?)
桂「なんだ
心配してくれるのか」
(すみません桂さん)
桂「ん?
捕らえられたことか?
気にするな。
名無しさんとまた
剣を握れるとは…な
きっと
高杉も銀時も
そう思っているだろう」
そう言って
一際騒がしいところに
目を向けた
−−−−−−−−−−−−−
新「銀さんッ!すみません…」
新八は走ってくるやいなや
情けない顔で謝る
新「ぶごぉっ!!楽「銀ちゃんッ!!
無事アルか?!」
そんな新八を
後ろから踏みつけて
神楽は銀時に近づいた
銀「ったく…
酢昆布とジャンプ
買いに行った
だけだったのによォ…」
そう言って
目を細めて名無しさんを見た
.