桜 雷
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大勢いた天人は
いつの間にか
あいつだけになった
そんな戦いを
神威はずっと
目を見開いて見ていた
自分の知らない
名無しさんを見ている感覚は
なんともいえないものだった
天「や、やるじゃねェか
だがなァ
たかが4人くらいに
俺ァは負けないぜ?って
話聞けェ!!!!
何?なにしてんの?
円陣????!!!」
天人が思わずつっこむと
4人で円を作っている中で
一番天人側の銀時が振り返った
銀「いやァ〜
誰があんたにとどめさすのか
恒例のジャンケンで
決めようとしてんだよ
大人しくまってなさーい」
天「はーい!!
じゃねぇよォ!」
ノリツッコミが
御達者な天人をさらに放置して
4人はジャンケンを始めた
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