桜 雷
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威「いや3人だ」
ま「えっ?
どういうことッスか?」
また子が下を見て
もう一度数えながら言う
神「名無しさんは戦えない
あいつが戦ってるとこなんて
見たことないしからネ。
アイツは
戦いには無縁だったし」
そう言うと
神楽が勢いよく神威を見た
楽「やっぱり…
あれは名無しさん姉アルか…」
俯く神楽を無視して
神威はもう一度囲まれた
名無しさんたちを見た
(死ぬな…。
あれは……
まだ……………
死なせなくないのに…)
神威は生まれて初めて
少しだけ
夜兎であることを悔やんだ…
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