仮名

□19
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ーーダンッ




「ッ……」










名無しさんは
何度目かわからない衝撃を
背中に受けた







名無しさんは受身も取らずに
ただ投げられていた













「ミカサ!
エレン!
ジャン!やり過ぎだ!」







名無しさんを投げているのは
細身の男2人と女だった








もう一人のガタイのいい男の子は
最初こそ投げ飛ばして来たものの
耐えきれず止めに入っている


















それからしばらくして
2人の男が投げるのをやめても
女だけは手加減せずに
もう一度名無しさんを投げて
涙を流した





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