仮名

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「…紅茶はこれかなー」






「名無しさん」


「あれ?
エルヴィン?どうしたの?」



「………」






「向こうで待ってて?
すぐお茶いれるから」




ーーーグイッ



「わっ…」









エルヴィンは突然
名無しさんの腕をとり
抱き寄せる






「エルヴィン?」



「キス…しても、いいか」












「…珍しいね」



「……」






「いいよ」


そういうと
エルヴィンは強引に舌を捩じ込み
名無しさんを貪るように
激しいキスをする





「んっ…はっ…

エルッ…ヴィン…」






名無しさんは
立っていられなくなり
座りこもうとするが
エルヴィンがその太い腕で
腰を支え自分に引き寄せる



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