クルタ族の女

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「名無しさんを離してよ!」


「?!」




声のする方を見ると
そこには名無しさんと
同じ年くらいの少年が
息を切らせて必死で抗議している



大人たちは
目の見えない彼に
静かにに殺気を向ける



「!」




それに気づいた名無しさんは
必死で目を向ける





「逃げて!パイロ!」



名無しさんがそう叫ぶと
嫌だ!と返って来る



大人たちは徐々に
パイロに近づいていく…







「待ってよ!
パイロには関係ない!



パイロ、クラピカは??
早く一緒に逃げて!」


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