クルタ族の女

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ーーーーーーーカーンカーン




「それでねっ!それでねっ!」



「名無しさん」






「あ、フェイタンだ!」



「時間ネ」




「えぇええ…もう〜??」






近くの時計塔のある街から
5時になると鐘が聞こえてくる



それが名無しさんの
帰宅の合図だった。





フェイタンは名無しさんに
毎回知らせにくる









あいつも名無しさんを
気に入っている



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