桜 雷
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「先生、こいつ俺の妹」
そう言って
あいつの後ろに隠れていた女、
最初こそ警戒してたが…
「高杉くん!!」
ある日
突然話しかけられて
どうしていいかもわからず
冷たく
「なんだよ」と返したら
顔を真っ赤にして
こっちに向かって
早歩きしてきた
正直、
俺に惚れたかなんて思ってたが
アイツは
思ってた行動と違って
ただ横を通り過ぎる瞬間に
言われた
「袴にご飯粒ついてるよ」
恥ずかしかった
それ以来、
アイツのことが気になってた
.
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