仮名

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「君は
自分が異世界人だと
奇妙な発言をしたようだね」



「…………」







そこには
エルヴィンだけではなく


憲兵団団長
ナイルドークも居た












「それは事実なのか??」



エルヴィンにそう問われ名無しさんははい、と呟く





「あたしは異世界から来ました」



「??!!」







「それまであたしは
巨人を知らなかったし…

こんな狭い範囲で
生活してなかったし…

もっとたくさん人がいた…」




「……」




「海も
山も
街も
人も…
みんな違うものばかりです」


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