クルタ族の女

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それからしばらく
旅団で過ごすうちに


慣れてきたのか
名無しさんも笑顔が
見られるようになり



名無しさんの周りには
すぐに人だかりができてしまう








ーーーこの間ミルキに
謝罪の電話と
帰れないということを伝えると
猛反発されたが


ここから帰れそうにないし
なにより帰りたいとも
思わなかった








そんなある日、


いつも通り
みんなと話をしていると
名無しさんはそうだ…と
みんなの方を向いた



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