□君に秘密で…
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『うあ……ぁ…、ラ…ビ……』


『アレン……っ』




 オレは容赦なく、アレンのその小さな体に欲をぶつける。



 シーツを握る手に力がこもり。ベッドのスプリングが激しく音を立て、キシリ…と鈍い音を放った。






『ぁあ……っ…だめ…、も…ぅああ…!』


『もう限界さ…?』


『…いじ…わる……っ……』


 そう言ったアレンの目からは、涙が溢れ出ていた。


 そして、オレは何かに取り付かれたかのように……夢中で腰を打ち付けた。





 肌のぶつかる音…



 快楽からもれる甘い声……



 この全てがオレの理性を壊し、余計にそそる…




 もう止められない…。





『アレン……っ…』


『ラビ……ん…』



 目を細め、声を出すまいと口をかたくしめるアレン……



『もっと声聞かせて…アレン』




 もっと聞きたい……


 アレンの声を…


 アレンの全てを……




 そんなアレンにオレは、激しくキスをした。






 歯れつをなぞり、ゆるく開いた唇に無理矢理自分の舌を押し込んだ。

 逃げ回るアレンの舌を吸い付くようにおう……息ができないのか、時々苦しそう声を漏らすアレン。





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