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□溶けかけた、チョコレートのように…
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甘い物は大好き



あんなに美味しい物をいっぱい食べれたら、それはそれは凄く幸せな気持になる!!



それに。甘い物を嫌いな人なんてそんなにいないでしょ?












どれが真実で嘘なのか。

(どれも嘘に思えてくる…)




どれが本当で偽物なのか。

(どれも偽物に見えてくる…)






僕は人を信じない





人にはそれぞれ、裏がある



口でそう言ったって、実際はどう?



本当にそんな事思ってる?

(思ってないなら言わないでほしい…)



その優しさも本物?

(嘘ならいらない)





だから…例えそれが、目の前にいる人だとしても…



仲のいい人だとしても…










愛しい恋人だとしても………だ











『ラビ…好きです』


『俺も好きさ!アレン』



だから聞くんだ




『ラビ…大好きです』


『俺もアレンの事、大好きさ!!』



不安だから…



『ラビ、抱き締めて下さい』


『おやすいごようさ!!』



そう言って、強く…だけど優しく抱き締めてくれるラビ……



(……この温かさも本物だったら…)




凄く…凄く不安で…



もし、嘘だったら…?


って思うと、凄く悲しくなる。

だからこうして確かめてしまう……













 ちゃんと僕を見てる……――?






 はなさないでいてくれる……――?






 心から笑ってくれる……――?









いつも不安な気持でいっぱいいっぱいで……


 "僕だけが想っているんじゃないか…?"



って思ってしまう




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