†DISTANCE†


□Another face
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仁「もー、ホイホイついて行くんじゃねーよ。」






『妬いてくれたの?』













仁の顔に乗っている雑誌をどけると、目をつぶっている仁がいた。

平然を装ってるけど、耳は真っ赤で(笑)













仁「…肩もマッサージお願いね。」






『はいはい(笑)』













この俺様の口からは、絶対「妬いてる」なんて言葉は出てこないだろーなー(笑)




そう思うと、耳を赤くしている仁が可愛くって愛しくって…


思わず顔がニヤけてしまった。













仁「何ニヤけてんの?気持ち悪い。」






「なんでもない(笑)」














そんなトゲのある言葉さえも、愛しく思えた。













仁「……今度そんなとこ見かけたら、連れて行くからそのつもりで。」






『了解です(笑)』













いつでも連れ去ってくれていいよ?






…っていうか、仁のそんな一面見せられたら、ますます好きになっちゃって、



ますます仁から離れられなくなる。








責任とってよね?




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