†DISTANCE†
□Another face
6ページ/8ページ
仁「もー、ホイホイついて行くんじゃねーよ。」
『妬いてくれたの?』
仁の顔に乗っている雑誌をどけると、目をつぶっている仁がいた。
平然を装ってるけど、耳は真っ赤で(笑)
仁「…肩もマッサージお願いね。」
『はいはい(笑)』
この俺様の口からは、絶対「妬いてる」なんて言葉は出てこないだろーなー(笑)
そう思うと、耳を赤くしている仁が可愛くって愛しくって…
思わず顔がニヤけてしまった。
仁「何ニヤけてんの?気持ち悪い。」
「なんでもない(笑)」
そんなトゲのある言葉さえも、愛しく思えた。
仁「……今度そんなとこ見かけたら、連れて行くからそのつもりで。」
『了解です(笑)』
いつでも連れ去ってくれていいよ?
…っていうか、仁のそんな一面見せられたら、ますます好きになっちゃって、
ますます仁から離れられなくなる。
責任とってよね?
.