夢&夢

□甘いお菓子
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私には大好きな人がいる・・・

「おーい名無しさんいる??」

そう、私の大好きな人はこの人

いま私の名前を呼んでる人。

「何?グレイ??」

「おー今日部活ないから勉強教えてやろうと思って・・・」

「ぜひお願いします(ペコリ」

私とグレイは幼馴染・・・

グレイはかっこよくって私なんかとは

不釣合い・・・

けど、私に優しくていつも助けてくれる

そんなグレイが大好きだ。

「じゃあ帰りに教室に来るから待ってろよ」

「了解でーす!!またあとでね!!」

私はそういうとグレイに手を振った.
今日の放課後はグレイとお勉強会だぁー!

いつも教えてもらってばっかだしなんかお礼しないと・・・

・・・そうだ!!!ケーキ買ってあげよ!!

そして放課後・・・

グレイが教室に来ると2人は帰った。

「グレイちょっと待ってて」

私はいつものケーキ屋さんに寄った。

「いらっしょいませ〜」

「あっ!ルーシィ!!」

「名無しさん!!買い物?」

「うん。実はグレイにケーキ買ってあげようと思って・・・」

私は外で待っているグレイを指差した。

「へぇ〜・・・グレイはケーキより名無しさんのほうが好きなんじゃない??」

「そんなことないって!!」

「ど〜かな〜(笑・・・」

ルーシィは笑いながら言っていた。

そんなことあるはずないもん・・・

ルーシィの意地悪・・・

「で、どれにする??」

「う〜ん・・・迷うな・・・」

「じゃあ、これなんてどう??」

ルーシィが指差したのは可愛い小さなケーキだった。

可愛い!!

「このケーキね、お客さんに大人気なの」

「へ〜・・・」

「特にカップルからは祝福のケーキって言われてるの(笑」

「カップルじゃないし!!」

「ありがとうございました!!」

とわ言ったものの・・・

結局買ってしまった・・・

ルーシィが言うにはこのケーキを食べると
幸せになれるらしい・・・
「お待たせ!!」

「遅いっつーの!!」

「ごめんねルーシィと話しちゃってて・・・」

「あいつここでバイトしてるのか?」

「うん。そうみたいだよ」

いろいろ話しているうちに家に着いた。

「じゃあ先に私の部屋に行ってて!

飲み物持ってくるから」

「あぁ、わかった」

私は台所に行くと麦茶を持ち部屋に行った。

「はいグレイ麦茶!」

「ありがとな」

可愛い!!笑顔やばすぎでしょ!?

反則だよ・・・

「べ・勉強しよ///」

そういい私は教科書を開いた。

「で、ここは・・・そう。じゃあ次・・・」

「あーもう疲れた・・・」

「じゃあ、休憩しようぜ」

「うん。・・・ねえグレイ・・・」

「ん?」

「これ!!」

「??なに?」

「いつも勉強教えてくれるお礼に///」

「ケーキ?・・・」

「うん・・・これはグレイのために買ったやつ。私のはこっち!」

「じゃあ、名無しさんがせっかく買ってくれたから食うか!!」

「食べよ!!」

グレイにはルーシィがオススメしてくれたケーキ、私はショートケーキを食べた。

「これうまいな!!」

「ルーシィがすすめてくれたの!!」

「・・・それうまそうだな」

「食べる??」

そのときだった。

私には一瞬の出来事ですぐには理解できなかった。

えっ?・・・今何した・・・

私の唇にグレイの唇があたった。

「グ・グレイ///何するの??////」

「ごちそー様」

グレイは名無しさんの顔についたクリームを
指でとりなめながら言った。
この人は〜///

「ちょっ///だから何するの??///」

「食べた」

「ケーキ食べてないじゃん!!」

「俺ケーキなんて一言も言ってないし」

「だからって///」

「俺、名無しさんのことが好きだ//」

「へ・・・はい?頭がおかしくなった??」

「俺は名無しさんのこと前から好きだった」

「ほ・本当に!?」

「あぁ」

「私もグレイが大好きだよ!!」

私はグレイに抱きついた

「///おい!ちょっ//」

「いいじゃん!!私ずっとこうしたかった」

私がグレイに抱きついてるとグレイも
抱きしめてくれた

そして・・・

私の耳元で・・・

「名無しさん愛してる」

そうつぶやいた。

甘いものは大好きですか??

(また今度ケーキ頂戴)
(アレ結構高かったんだよ!!)
(生クリームがお前の口についてれば、またキスできるじゃん)
(///バカ///)

あとがき
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